ED治療薬一覧Handling ED remedy

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バイアグラ

ED治療薬「バイアグラ」とは?

ED(勃起不全)治療薬としてはバイアグラが世界で一番有名ですが、およそ20年の歴史がある薬です。見た目は、青色で菱形の形をしています。アメリカで発売した当初、多くの男性がバイアグラを夢の薬と形容しました。海外では100mgまで認可が下りていますが、国内正規品の規格は25mgと50mgのみです。

元々、狭心症の治療薬を開発していたとき、偶然にもED治療に効果があることがわかりました。バイアグラという言葉の語源は、「生き生きした」という意味を持つ“VITAL”と、ナイアガラの滝を組み合わせた造語です。つまり、ナイアガラの滝のように、男性の精力があふれ出るという意味があります。それだけ、ED治療に対する男性の想いが込められていると考えることができます。

元々、バイアグラはシルデナフィルという成分を用いた研究に使われていました。第一次臨床試験の途中で男性の被験者たちが効果を実感したことから研究が進み、1996年には特許申請が認められます。そして、1998年にアメリカでED用の治療薬として認可されたのです。

日本国内でもバイアグラは広まり、多くの人が個人輸入で服用することになります。大きなムーブメントになっていたこともあり、1999年1月25日、日本国内でもバイアグラの製造販売の承認が下りました。その後、1999年3月23日に発売が決定すると、多くの男性が利用したのです。

バイアグラは正規品以外にもさまざまな種類があります。正規品以外に、どのようなものがあるかを見てみましょう。

まず、バイアグラのジェネリック医薬品はカマグラが有名です。正規品と比べると開発コストが安いため、薬の料金もリーズナブルになります。次に、ダポキセチンを配合し、EDとともに早漏防止が期待できるED治療薬も登場しています。こちらは、スーパーカマグラやスーパーPフォースといった薬があります。

また、最近では女性用のバイアグラも誕生しました。たとえば、不感症や絶頂不全が気になる女性にも有用な、レディグラやラブグラといった治療薬が登場している状況です。

バイアグラの有効成分

バイアグラに含まれている有効成分は、なぜED治療に効果があるのでしょうか。まずは、EDになってしまうメカニズムから見てみましょう。

本来、男性は性的刺激を受けると、男性器を勃起させるために脳から一酸化炭素が出ます。そして、一酸化炭素によってcGMP(環状グアノシン一リン酸)という成分が男性器で作られ、血管を広げるのです。射精をすると勃起を鎮めるPDE-5が放出され、平常時の状態に戻ります。

しかし、加齢や精神的な理由から十分な量のcGMPが放出されなくなってしまうことがあります。その結果、体内ではcGMPよりもPDE-5の量が相対的に増えてしまい、勃起しない、勃起しても長時間続かないといった状況が起こるのです。

バイアグラに含まれている有効成分として、クエン酸シルデナフィルがあります。こちらは、PDE-5のはたらきを抑制し、勃起状態を維持させる効果が期待できます。なお、クエンサンシルデナフィルは、ED治療だけでなく、肺動脈性肺高血圧症の治療薬としても使われることも少なくありません。

さらに、バイアグラにはクエン酸シルデナフィルのはたらきを十分に作用させるため、セルロースや無水リン酸カルシウムが添加されています。その他、薬を体内で溶かすための崩壊剤なども含まれています。これらの成分が身体にはたらきかけ、バイアグラはED治療に効果が期待できるのです。

バイアグラの効果・効能

バイアグラは勃起作用を助ける薬です。発売当初は「夢の薬」「画期的な新薬」と呼ばれ、EDに悩む世界中の男性から賞賛を受けました。狭心症治療薬の臨床試験の過程で男性が余った薬の返却を渋ったことから分かったのですが、バイアグラの有効成分は多くの男性のED治療に効果があると考えられ、研究開発が進んだ薬です。

世界で初めて認可されたED治療薬で、約20年間利用され続けていることを考えると、有用性が期待できる薬と言えます。

バイアグラのしくみとしては、飲んだからといってすぐに勃起するのではなく、性的刺激を受けたときに勃起しやすくさせるという狙いがあります。個人差はありますが、服用から30分から1時間ほどで効果が現れ、数時間持続します。服用する人の体質にもよりますが、だいたい4時間程度は勃起しやすい状態になるようです。

また、最近では女性のリビドーを助ける女性用バイアグラも登場しています。こちらは、元々は抗うつ剤を開発する目的で研究されていた薬ですが、性欲を高める効果があるそうです。

ただし、胃に食事が入っている状況だと、十分に効果が発揮できません。また、アルコールを飲んでいると効果が弱まってしまうため、こちらも控えたほうが無難です。精力増強が目的ではなく、勃起しやすくなるようにサポートする薬であると理解しておきましょう。

バイアグラの処方について

ここからは、医療機関に通ってから、どのような流れでバイアグラがもらえるかをご紹介します。
まず、医療機関で自費診療の診察を受けます。あらかじめ問診票に記入し、医師から5分程度の問診を受けます。問診の内容は主に、バイアグラの説明と血圧測定です。ただし、服用中の薬がある場合、一緒に服用すると効果が弱まったり副作用が起きたりする恐れがあるため、医師に伝えるようにしてください。初診は問診がありますが、2回目以降は特段の変化がない限り、薬を処方してもらうだけで終了します。

なお、男性器を医師に見せることはありません。
注意点として、心血管系障害や重度の肝機能障害、直近で脳梗塞や心筋梗塞を発症した方は、バイアグラを服用することができません。その他、併用禁忌薬があるため、事前に医師に確認するとよいでしょう。

1998年にアメリカでバイアグラが発売した際、日本ではまだ認可の下りていない薬でした。海外から個人輸入をして使用した人もいるのですが、重症や死亡事故になるなどのトラブルも発生しています。しかし、使い方さえ間違えずに飲めば、こういったトラブルを起こすリスクは極めて低い薬です。事故を防ぐためには、医師の処方を受けてから飲むようにしましょう。ここからは、医療機関に通ってから、どのような流れでバイアグラがもらえるかをご紹介します。

【価格について】

ED治療は自由診療のため、診察やバイアグラの処方にかかる費用は医療機関によって異なります。どの程度の価格が目安なのかを見てみましょう。

まず、バイアグラは1錠あたり1,000円前後が平均です。初診料は1,000円から4,000円程度、再診料は1,000円から3,000円までと幅広く設定されているため、医療機関に事前に確認しておくとよいかもしれません。

バイアグラの国内における製造販売について

商品名 製造輸入・製造販売 発売年月日 平均価格
バイアグラ25mg(錠) 1999年1月25日 1999年3月23日 1,400円
バイアグラ50mg(錠) 1999年1月25日 1999年3月23日 1,600円
バイアグラ25mg(ODフィルム) 2016年9月1日 2016年10月21日 1,400円
バイアグラ50mg(ODフィルム) 2016年9月1日 2016年10月21日 1,600円
バイアグラ100mg(錠) 未承認 未承認

日本国内で製造輸入・製造販売の承認を得ているバイアグラ規格は【25mg】と【50mg】のみです。この事から、『国内で承認されたバイアグラ【100mg】という規格商品は無い』ということを覚えておきましょう。

ジェネリック医薬品の場合、1錠あたりの価格は300円前後と言われています。通常のバイアグラの価格と比べると半分以下のコストですが、日本国内では承認されていません。

個人輸入で入手することは可能ですが、厚生労働省が有効性や安全性に対して認可していないため、健康被害も考えられます。

また、偽物が流通していることから、効果が現れない可能性もあるのです。

バイアグラの偽物に注意

国内でバイアグラを購入すると、1錠1,000円前後する、とても高価な薬です。その為、インターネットなどを使い安く簡単に入手する方法を探す方が多いのではないでしょうか?また、バイアグラ100mgは今のところ、国内では正規品が無いということもあり、個人輸入して合法的に購入している方が多いと思います。しかし、ここで注意してほしいのが、偽バイアグラの存在です。偽バイアグラは、世界中で製造されています。そして、通販サイトや個人輸入では、バイアグラが本物かどうかの保証がありません。つまり、バイアグラが米国で開発された薬だからと言って、米国のものが本物だとは限らないということです。それは、他の国で製造されたバイアグラを米国経由で輸入している可能性も考えられるからです。また、偽バイアグラは、不衛生な環境でつくられている場合が多く、身体に危険な成分が吸収されている可能性もあるのです。そして、偽バイアグラで健康被害にあってしまった場合、医薬品副作用被害救済制度の対象外となってしまいます。

引用元:浜松町第一クリニック

バイアグラは間違った服用の仕方をすると生命に影響する副作用もあることから、料金が安いからといって安易に飲むべきではありません。毎日服用する薬ではないため、1錠あたりの価格が1,000円だとしても、大きな金額になることは少ないはずです。健康のことを考え、医療機関に相談し、安全な状態で服用するようにしてください。

バイアグラ服用の注意点

バイアグラは、性行為の30分前から1時間前に服用してください。空腹時の場合、服用時間は直前でもかまいません。しかし、食事をしたばかりだと、作用が出るのが遅くなったり効果が現れなかったりする可能性があります。
もし、食事をした場合、食後2時間以上経過してからバイアグラを服用します。直前の食べ物ですが、バイアグラは胃腸で吸収されるため、消化が悪い油ものを避け、なるべく消化がよいメニューを選びましょう。

服用時、アルコールと一緒に服用しても問題ありません。適度なリラックス効果があり、薬の効果をよいほうにはたらかせる可能性があるからです。ただし、バイアグラ自体はできるだけお水と一緒に飲むのがベストです。

もし、性行為をする前に食事をする場合、先にバイアグラを服用してください。すると、体内でバイアグラの効果が吸収されるため、服用後に食事をしても問題ありません。バイアグラの作用時間は、服用後4時間程度とされていますが、短い人だと4時間程度ということも考えられます。

できるだけ、食事の直前に飲んでおいたほうが、性行為時にも長時間効果が持続しやすいです。
糖尿病や高血圧の方やうつ病の方は、バイアグラが十分な効果を発揮しないケースもあります。また、肥満の方も同様に効果が現れづらいと考えられるので、服用しても効果が見られない場合、医師と相談するようにしてください。

バイアグラの副作用

すべての人がバイアグラを問題なく服用できるわけではありません。持病がある方は飲むリスクがあるからです。また、バイアグラを飲むことによって、副作用が現れるリスクも考えられます。合わせて注意しましょう。

まず、高血圧を治療中の方は、立ちくらみの症状が現れる可能性があります。これは、バイアグラに血圧を下げる作用があるからです。

降圧剤と併用することで血圧が急激に下がってしまい、立ちくらみになってしまいます。併用禁忌薬がないかを医師に確認しておきましょう。

なお、一般的に禁忌となっているのは下記の種類です

塩酸アミオダロン製剤
・アンカロン錠100
・アミオダロン塩酸塩錠【100mg】「サンド」
・アミオダロン塩酸塩錠【100mg】「サワイ」
硝酸剤
・アイスラール錠【20mg】  ・ニトルビン錠5  ・アイトロール錠【10mg】【20mg】  ・亜硝酸アミル
・ニトロールRカプセル【20mg】  ・アイロクール錠20  ・ニトロール錠/ニトロール錠【5mg】
・ニトロールスプレー  ・アパティアテープ  ・アンタップ/R  ・サワドールテープ【40mg】
・ニトロール持続静注【25mg】シリンジ  ・ニトロール注【5mg】【50mg】【100mg】【5mg】シリンジ
・イソコロナールRカプセル  ・ニトロール注バッグ【50mg】【100mg】  ・イソニトール錠20
・ニトログリセリン舌下錠【0.3mg】[NK]  ・イソピットニトログリセリン注【25mg】[HK]【50mg】[HK]
・イソモニット錠【20mg】  ・ニトロダームTTS  ・エスタット錠【5mg】  ・ニトロバイド錠【5mg】
・L-オーネスゲン錠  ・ニトロペン舌下錠【0.3mg】  ・カリアントSRカプセル【20mg】
・冠動注用ミリスロール【0.5mg】【10mL】  ・コバインター錠【5mg】  ・サークレス注0.05%/0.1%
・サワドールL錠  ・サワドールテープ【40mg】  ・ハイパジールコーワ錠3/錠6  等

禁忌薬の注意

※現在利用している薬の名前がわからない場合、直接医師に薬を持って行って相談してください。
※上記で紹介した禁忌薬は一部のみです。上記以外でも禁忌薬と呼ばれるものがあります。現在服用中の薬がある人は必ず医師に相談してください。

次に、心筋梗塞や狭心症の方はバイアグラの使用を控えるべきです。とくに、ニトログリセリンを発作時に備えて使用している場合、大変なリスクがあります。必ず主治医と相談し、使用に問題がないかを確認するようにしましょう。

健康な人がバイアグラを使用したときに考えられる副作用のリスクは、主に循環器系のものが多いです。顔が赤くなったりほてったりするほか、動悸や胸の痛みが考えられます。

また、リスクは低いですが、失神や低血圧になるケースもあるようです。その他、頭痛や口の渇き、鼻炎や筋肉痛といった症状が起こる可能性もあります。
副作用のうち、顔のほてりや目の充血は多くの方に見受けられます。これは、バイアグラが血管を拡張させる作用があるからであり、効果が現れた合図と考えてかまいません。

しかし、副作用がひどくなってしまう場合、医師と相談しながら薬の量を減らしたり投薬を中止したりと、適宜対策を立てるようにしてください。

バイアグラQ&A

Q「バイアグラを割って飲んでも大丈夫ですか?」

A 割って服用しても基本的に問題はありませんが、その場合は担当医師に相談して確認しましょう。また、割って服用する場合、断面のコーティングが無くなり外気に触れる事になりますので、残り分は出来るだけ早めに服用して下さい。

使用期間の目安 夏場:1週間以内 冬場:2周間以内

Q「ED治療では他にどんな薬が使われますか?」

A ED治療薬として、バイアグラの他に『シアリス』『レビトラ』という薬が処方されることがあります。それぞれ効果に違いがあるので、担当医師に相談して服用して下さい。また、カウンセリング等でEDの原因が精神的な緊張と判断された際に精神安定剤を処方するクリニックもあります。ほかにも、ED治療薬で頭痛が出る場合は、担当医師に相談すると頭痛薬も処方してくれるので、気になることがあったら相談して下さい。

Q「バイアグラ50ミリグラムを2錠服用しても大丈夫?」

A 日本で製造輸入・製造販売の許可が下りているのは50mgまでです。その為、日本人に適したバイアグラの容量は50mgまでとなっています。欧米で100mgまで許可が下りているのは日本人との体格に違いがあるからです。50mgで効果が出ないという場合は、担当医に相談して2錠服用していいか承諾をもらうか、ED治療薬の変更となります。

バイアグラまとめ

バイアグラの概要

服用時間 性交渉の約1時間前
効果持続時間 約4時間程度
副作用 顔のほてり、目の充血、低血圧、頭痛、動悸、鼻づまり など
メリット ED治療薬の中で、もっとも古い薬で実績・信頼性がある
デメリット 食事・アルコールの影響を受けやすい。

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