ED全般のQ&A

 

EDと前立腺に関係があるって本当ですか?

 

前立腺はEDと深い関係があります

勃起不全、EDが発症してしまう原因は多岐にわたります。

心や精神に重圧がかかっていることが原因となるケースもありますし、他の病気のために勃起不全に陥るというケースもありますが、その中でも注目すべきなのは前立腺が原因となっているケースです。

前立腺は精子が膣内にて生きていけるように保護するための体液「前立腺液」を分泌したり、精子に栄養を与えたりする、性生活にとっては非常に重要となる器官ですが、実はこれが男性器を勃起させなくしてしまう原因となることもあります。

もしもこの前立腺が肥大してしまうと、血流を遮ってしまい、ひいては勃起しにくい状態を引き起こす可能性があります。

前立腺が肥大するこの症状は、そのまま前立腺肥大症と呼ばれていて、なんと男性の内の80%以上の人に起こります。

ただし、短期間にていきなり肥大するというわけではなく、時間をかけて徐々に大きくなっていくのが一般的で、これはつまり加齢によってEDが引き起こされる可能性が高まることをも意味しています。

前立腺肥大症とEDの発症率

前立腺肥大症は前立腺が少しずつ肥大化していく症状です。

前立腺の肥大化は40歳頃から始まり、80歳以上になれば80%以上の男性に見られるようになります。

昔は年齢を重ねるにつれて前立腺も徐々に小さくなっていっていましたが、近年では食生活も豊かになったことから、小さくなるどころか大きくなってしまうようになりました。

問題となるのは、前立腺の中を通っている尿道で、肥大化してしまうと尿道が圧迫されることになり、排尿に関する病気につながる可能性があります。

尿意は感じているけれどなかなか排尿できない、残尿感がある、排尿時に痛みを伴うなどの症状は、肥大化した前立腺が原因であるケースが多いです。

肝心のEDとの関連性についてはまだ解明されていない部分もあるためなんとも言えませんが、関連性があることが濃厚とされています。

そう考えられている理由は、前立腺肥大症の治療を行うと、それと一緒にEDが治るケースが多いからというものですが、具体的なメカニズムに関しては未解明な部分もあります。

しかしながら関連性が全く無いとも言い切れませんし、EDとの関連性が高いと考えている医師が多いです。

下部尿路症状とED治療

前立腺は年齢を重ねるのと同時に肥大していくもので、それに伴い排尿に関する問題も出てくることになります。

この諸問題は「下部尿路症状」と呼ばれ、治療するためには肥大化した前立腺をもとの状態へと戻すことが必要となります。

とある調査によると、下部尿路症状によってEDを併発したケースが、糖尿病とEDを併発したケースの2倍の確率で発生していることが明らかになっています。

そして何よりも注目したいのが、下部尿路症状を治療した際に、EDについても共に治ったというケースがほとんどであるという点です。

このデータからも分かるように、やはり前立腺とEDには深い関連性があることが予想できます。

しかしながら注意しなければならないのは、必ずしも前立腺肥大症がEDの原因となるとは限らないということです。

前立腺肥大症でも自然に勃起する人はいますので、前立腺肥大症とEDは同義であるという認識はしない方が良いでしょう。

中には下部尿路症状や前立腺肥大症を治療することでEDも治療できるケースもある、と考えておくのが無難です。

EDを治すために必要なことは

EDを治すためにはまずその原因を特定する必要がありますが、これが非常に厄介なのがEDの特徴でもあります。

先に述べた前立腺肥大症が原因となっているケースも考えられますが、この他の病気などが原因となっているケースも多いです。

血液の流れが悪くなってしまうような糖尿病や動脈硬化などが原因となることもありますし、心に問題を抱えていることが原因となることもあります。

どこに原因があるか明確に特定できれば的確に処置していくことで治すことも可能ですが、それが判明しづらいからこそ厄介なのです。

特に心の問題については、気の持ちようや考え方1つ、環境1つ、言の葉1つが原因となり得るため、これを解決するためには時間がかかってしまいがちです。

バイアグラを始めとするED治療薬は問題を解決するために要する時間をサポートする意味も持っていると言えるでしょう。

EDは根本原因を見つけて治療を行うというよりは、どのようにEDと付き合っていくのかが重要と考えても良いかもしれません。

(まとめ)EDと前立腺に関係があるって本当ですか?

1.前立腺はEDと深い関係があります

前立腺と勃起不全には深い関係があります。

前立腺が大きくふくらんでしまう前立腺肥大症になると、男性器へ送られる血液が少なくなるため、EDを引き起こす可能性があります。

2.前立腺肥大症とEDの発症率

前立腺肥大症はほとんどの男性に起こり得る症状で、EDとの関連性も非常に高いと考えられています。

排尿に関する問題の多くのケースにて、この前立腺肥大症が疑われることになります。

3.下部尿路症状とED治療

前立腺肥大症は下部尿路症状の原因となっているだけでなく、一部ではEDの原因となっているケースもありますが、必ずしもEDの原因となるわけではありませんので注意が必要です。

4.EDを治すために必要なことは

EDを治療して、薬の力を用いずとも自然に勃起するようにするためには、原因の特定が必要となりますが、あまりに原因となる要素が多過ぎることから特定は難しいです。

EDとどのように付き合っていくのか、考えることも重要です。

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